ときつ養蜂園のはちみつギフトセットを実際に食べてみた感想をご紹介!

はちみつのギフトセットはいろいろなものがありますが、いざ大切な方に贈るとき、どれを贈れば喜ばれるのか分からず迷ってしまいますよね。 この記事では、農薬不使用の「奇跡のはちみつ」を作られている、山口県ときつ養蜂園のはちみつギフトセット小130g×3本セット8,100円(税込)をご紹介します。 高級はちみつの中でも特にお値段高めのはちみつですが、値段相応の価値があります。

ギフトセット内容

画像出典:ときつ養蜂園

セット内容は以下の3点。使いやすいブレンドと特徴のあるモチノキ、テイカカズラのはちみつのセットです。
  • モチノキ:山口を代表する植物「クロガネモチノキ」のはちみつ。
  • ブレンド:いいとこどりの、使いやすく飽きのこないはちみつ。
  • テイカカズラ:リッチな気分になるギフトにぴったりのはちみつ。

農薬不使用の奇跡のはちみつ

画像出典:ときつ養蜂園

ここまでミツバチの世話に手をかけ、薬を使わずに“本当に自然なはちみつ”を作っているところは多くはありません」と、代表の時津佳徳さんは言います。

はちみつには農薬が使われている

日本では野菜や果実ほど、農薬については心配されないことが多いはちみつ。実ははちみつを作るためにも農薬が使われているのをご存知でしょうか。

1匹が一生に集める蜜の量はティースプーン1杯分

ミツバチの一生でたったティースプーン1杯しか採れないはちみつ。その貴重なはちみつを作るミツバチは、幼虫の段階でかなりダニにやられます。そのため、養蜂場では病気やダニの予防のための抗生物質や化学系薬剤を散布するのが通常。 しかもミツバチは8km圏内を移動するため、養蜂場だけを整備していてもダニや病気を防ぐには難しい現状があります。 はちみつは「ミツバチの唾液入りの蜜」であるため、ミツバチに使われた農薬や周囲の田んぼや農産物に使われた農薬がはちみつにどうしても残留してしまいます。

農薬を使わない工夫

画像出典:ときつ養蜂園

まずは目視でピンセットを使いダニを除去します。これでは限界があるため、ヨーロッパの自然農法の文献を参照し、害虫が嫌がるハーブを養蜂場に植えるなどして工夫を続けています。 採れたはちみつの処理はシンプルで、低温加熱と布でこすだけ。これにより農薬なしの自然そのままのはちみつをお届けしています。 ※農薬なしの証明を第三者機関から取得しています(残留農薬不検出)。

実際食べてみた感想

実際に食べてみた感想をご紹介します。

はじめて食べた「エグみのない」はちみつ

画像出典:ときつ養蜂園

普通のはちみつを食べたときの、喉の奥に引っかかるような「エグみ」が全くありません。 しっとりとしたバターのようで上品な甘さが広がります。

なぜエグみのないはちみつができるのか?

ときつ養蜂園のはちみつギフトセットを実際に食べてみた感想をご紹介! 「確かなことは分かっていません。ただ、はちみつ以外の有機農産物には同様にエグみがないことが多いので、農薬を使っていないことが関係しているのではと思っています」と時津さんは言います。 最近、近所の人から譲り受けたミツバチから、普段やっている採蜜方法ではちみつを採ったところ、エグみが感じられたそうです。同じ圏内の同じ蜜を吸っているはずのミツバチの蜜の味がここまで違うのは、やはり農薬を使わず、水にこだわった飼育方法によるものではないかと考えているそうです。

穏やかな余韻が長く続く

ときつ養蜂園のはちみつギフトセットを実際に食べてみた感想をご紹介! さらに驚いたのが余韻が長いこと。少しの量で長く余韻を楽しむことができ、高級感を感じます。

疲れたときに「食べたい!」と感じる不思議なはちみつ

これまではちみつを舐めたくなることがなかったのですが、このはちみつは活性水を使った養蜂を行っているせいか、疲れたときに食べたくなることが何度もありました。 時津さんにこの理由を伺ったところ、私の他にも同じように感じる方がいらっしゃるそうです。 ときつ養蜂園では、活性水をつくる技術(FFCテクノロジー)を利用し、養蜂場の土づくりから行っています。

画像出典:ときつ養蜂園

これによりミツバチに悪い菌が養蜂場に生息できないように徹底管理をします。さらにミツバチに直接噴射したり、えさに混ぜて世話をしています。 その結果、免疫力の高いミツバチが育ち、エネルギーの高いはちみつができあがるそうです。 ちなみにはちみつは、食品の中でもダントツにエネルギー変換効率が高く、「ハニーフルクトース」という成分が脳に直接作用して、脳を元気にしてくれるそうです。 不思議と疲れたときにこのはちみつが無性に食べたくなる理由がわかりました。

各はちみつの味

ときつ養蜂園のはちみつギフトセットを実際に食べてみた感想をご紹介!
  • モチノキ:鼻に抜ける爽やかな甘味と、フローラルな雰囲気の中に少し力強いものを感じます。
  • テイカカズラ:個人的にはこちらが超おすすめです!ギフトとして単品で贈っても良いと思います。フローラルな香りとリッチな甘さは女性受けすること間違いありません。コーヒーなどに入れて、香りづけに使われることも多いそうです。
  • ブレンド:やさしい甘さで用途の広いオールマイティーさがあります。ずっとリピートするならこちらがおすすめです。

Ethical Giftのおしゃべりコラム

ときつ養蜂園代表の時津佳徳さんとイベントで初めてお会いしたとき、とても楽しそうに「ぜひ食べてみてください!」と言いながら、気が付いたときにはスプーンを渡してくださっていたのを覚えています。心の底から、このはちみつを広めたくてやっているのを感じました。

命がけでハチと向き合う理由

今年5年目のときつ養蜂園。代表の時津さんが命をかけて、大変なオーガニック養蜂をやっている理由を聞きました。 学生のころから農業をやる夢があったものの、親に大反対され地元警察に一度就職。それでもやはり農業を諦めきれず、昼は農業バイトに夜は塾講師をしながら祖父の専門であった養蜂という分野で農家をやることを目指したそうです。 数年前、自身も病気を患い、そのときにミツバチのプロポリスに大いに助けられ、自然の恩恵を多くの方に届けるべく、365日ミツバチと向き合いながら養蜂を続けています。

講演活動やイベント出展で消費者に環境問題を伝えたい

今では時津さんが作ったはちみつは、東京のオーガニック系高級レストランでも扱われていたり、活動がメディアでも取り上げられたりと大忙し。 そんな中、養蜂と平行して環境問題のテーマで講演活動をしたり、イベント出展を通して消費者との対話も続けています。 「本当に美味しくて、身体にも環境にも良いものを選ぶ人が増えたら、無農薬を始める生産者も増えていくはず」 まだまだ無農薬の素晴らしさを広める余地はある、そう信じながら今日も山奥ではちみつを作り続けています。 今回ご紹介したはちみつ以外にも、いろいろな種類のはちみつがあります。ぜひ試してみてくださいね。
[eyecatch] [pagelink]

この商品の購入はこちら